「2019夏 野人プロジェクト スタートにあたって」
皆さん、こんにちは。ガイナーレ鳥取GMの岡野雅行です。日頃よりガイナーレ鳥取に多大なるご支援、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、ガイナーレ鳥取では「2019夏 野人プロジェクト」を実施することになりました。今回で11回目を数えるこのプロジェクトは、2014年5月に新戦力獲得のための寄付プロジェクトとして始め、夏・冬の年2回継続しているものです。
2014年はGMに就任した初めてのシーズンで、ガイナーレ鳥取がJ2から降格して迎えた最初の試練の年でもありました。
現役を引退したばかりで右も左も分からない中、チーム強化費獲得に奔走していた時のことです。営業先の鳥取県境港市で「お金はないけど、魚は捨てるほどあるよ」と言われ、当時話題になっていたふるさと納税にヒントを得ました。
ご支援金をお寄せいただいた方に境港産の美味しい海産物を御礼品としてお送りしたところ、全国メディアでも大きく取り上げられ、47都道府県全てから多くのお申し込みがあり現在もチームで活躍するフェルナンジーニョ選手を獲得することができました。
また同じく2014年には、鳥取県より「鳥取県代表監督」として選任され、鳥取県の豊富な観光素材や特産品を全国にPRする大役をいただいています。
当初は海産物だけだった御礼品もラインナップを増やし、今回は「鳥取県代表監督が選ぶ『食のみやこ』ベストイレブン!」として、二十世紀梨や鳥取和牛など鳥取を代表する厳選11種をご用意しました。
講演や営業などで県外に出張に行くと、「プロジェクト、今度いつ始まるんですか?」「ガイナーレがんばってください!」とたくさんの方に声をかけていただくことが増えました。これまでプロジェクトを続けてきた根底には、鳥取県が誇る産品を全国の方に知っていただきたいという思いがあります。
日本で一番小さい県である鳥取県にサッカークラブがある誇りをもって、今後もプロジェクトを通して、鳥取県の魅力を広めていきたいと思います。
ガイナーレ鳥取 代表取締役GM
鳥取県代表監督 岡野 雅行