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2014年09月29日

2015シーズン クラブライセンス交付について

本日、クラブライセンス交付第一審機関(FIB)より、以下のとおりガイナーレ鳥取の「2015シーズンに関する停止条件付J2クラブライセンス付与」が決定いたしましたので、お知らせいたします。
停止条件付J2クラブライセンスは、2014年10月30日までに停止条件を充足した場合に、J2クラブライセンス付与の効力が発生します。 ただし、クラブライセンス交付第一審機関(FIB)より、B等級基準未充足についての制裁およびクラブ経営上の是正通達を受けております。

■ 判定結果
(1) 交付されたライセンスの種類: 停止条件付J2クラブライセンス(※1)
(※1) J2クラブライセンス交付についての停止条件があり、期限(10/30)までに停止条件を充足した場合に限り、J2クラブライセンス付与の効力が発生する。
(2) B等級基準の充足状況: B等級基準充足
(3) クラブ経営上の是正通達

 

■ B等級基準未充足
B等級基準(特にスタジアムの屋根の大きさ・トイレの数)を充足していないクラブに対し、ライセンス交付と同時に制裁が科せられる。

※B等級基準未充足による制裁の内容
2015シーズンにおいて使用することを予定しているスタジアム環境に関する抜本的改善計画(これまでの取り組みと今後の改善計画を記したもの)を2014年12月31日までに書面で回答すること。

 

■ クラブ経営上の是正通達
1. 2014年度損益見通しをJリーグに定期的に報告すること
2. 2015年度予算編成時にJリーグに事前に説明すること

 

【塚野代表取締役コメント】
 本日弊クラブは、
2015シーズンに関するJ2クラブライセンスについて「停止条件付J2クラブライセンス」という判定結果をいただきましたのでご報告申しあげます。これは、「停止条件」を10月30日までに達成できた場合、J2ライセンスが交付されるということであり、その「停止条件」は現在進めている増資手続きを期日までに完了することが中心でございます。この増資については、民間企業から確約をいただいておりますので、確実にクリアできる条件と考えております。
 ただし、J1J2ライセンス申請クラブの中で、停止条件付となりましたのは弊クラブだけでございました。条件付でなく、本日の審査発表時までに交付という結果をいただくことが本来でございますので、皆様にご心配おかけしましとこと、また私の力不足を心よりお詫び申しあげます。
 この度のクラブライセンス審査を通じて、弊クラブの財務管理能力の未熟さと今期及び来期のキャッシュフローの維持、つまりクラブ持続可能性が論点となりました。 資金難の中、来季J2に向けて可能性はつながったと考えておりますが、クラブ代表としましては今回のライセンス付与条件のクリアは対処的な措置に過ぎないと考えており、根本的な基盤整備やガイナーレ鳥取の方向性を再度見つめ直す作業は避けて通れないと考えます。関係各位のご指導ご協力を仰ぎ、今後についての議論を進めて参る所存です。
 チームは10月5日に2位FC町田ゼルビア戦、12日には3位AC長野パルセイロ戦と、今シーズンの山場となる試合を迎えます。いずれにしましても皆様の絶大なるご支援ご声援がクラブの原動力でございますので、引き続きガイナーレ鳥取をよろしくお願いいたします。