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2020年12月21日

2020シーズン終了のご挨拶

ガイナーレ鳥取を応援してくださっている皆様へ

昨日の試合をもちまして2020シーズンの全日程が終了致しました。
最終順位は5位となり、目標として掲げたJ2復帰を叶えることが出来ませんでした。皆様のご支援ご期待に沿うことが出来ず、深くお詫び申し上げます。また最後までご支援ご声援頂きましたこと、心より厚く御礼申し上げます。

コロナ禍の中、約4か月の中断を経て6月末に開幕となったリーグ戦でした。無観客や入場者制限を設けての試合となり、ファン・サポーターの皆さまには様々な制限やサービス低下を受け入れて頂くこととなり、たいへん心苦しい試合運営となりました。コロナ禍の終息については予断を許さない状況が続いており、従前の試合運営レベルに戻せるにはまだ時間を要すると考えておりますが、辛抱強くホームゲームを守っていく所存でございます。引き続き皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願い致します。

過密日程となった全34試合、選手スタッフたちは渾身の力を注いでくれたと振り返っております。応援制限の中、静まり返ったスタジアムで選手の声やボールの音、身体と身体がぶつかる衝撃音などが話題となった前半戦でした。対戦相手も含め、自宅待機期からゲームに復帰出来たアスリートとしての喜びがピッチに充満していたように思います。前例にない大混戦となった終盤戦、1プレー1プレーに手に汗握る展開となりました。直接対決を紙一重で制した緊迫感や喜び、大一番と臨んだ試合で失った勝ち点の重み。平均年齢23歳台の若いチームにとって、必ずや成長の糧にしなければならないシーズンになったと考えております。

当たり前であったことが当たり前でなくなってしまった年でしたが、掲げたスローガン「情熱2020」を問い続け、考え続け、改めてそのことの大切さが理解できた貴重な年となりました。皆様のエネルギーの源となれるよう、今後も情熱を燃やして取り組んで参りますので、引き続きのご支援ご声援、ご指導ご鞭撻のほど、心よりお願い申し上げます。

2020シーズン、誠にありがとうございました。
良い年末年始をお過ごしください。

令和2年12月21日
株式会社SC鳥取 代表取締役社長 塚野真樹