シニアインタビュー きっかけは娘の一言 サッカー観戦が家族共通の趣味に

「鳥取県を代表して全国相手に戦う」の理念のもと、JFLに参入して闘っていた2000年代初頭。以降10年以上にわたり、ガイナーレ鳥取の試合に足を運び続けている石原さんご夫妻(米子市在住)に、お話をお聞きしました。

  • サッカーはテレビで観るものではない

    《稔さん》初めてガイナーレ鳥取の試合を観戦したのは10年ほど前、JFL2年目のころです。埼玉に住んでいる娘に「せっかく鳥取にJFLのチームができたんだから行ってみたら」と言われたのがきっかけで、足を運んでみました。ちなみに、娘夫婦は浦和レッズの熱烈なサポーターです。
    初めての観戦の時、「サッカーはテレビで観るものではない」と思いましたね。それからはサポーター仲間もできて、当時、結成されていたサポータークラブ「ダラーズ」にも参加しました。テントを張ったり、フェイスペインティングをしたり、祝勝会に参加したりと、楽しい時を過ごしました。
    これまでホームゲームは一度しか欠席していませんし、旅行がてらアウェイにも足を伸ばします。今シーズンは岐阜や福岡に行きましたが、ゆっくりできる電車の旅や、行く先々のご当地グルメも楽しみですね。

    一生懸命声を出してストレス解消!

    ご夫婦仲良く、メインスタンドで観戦。「昔はゴール裏で飛んだり跳ねたりしていましたが、今は見晴らしの良いメインスタンドが好き」と稔さん

    《沙江子さん》実は、最初のほうは「休みがつぶれるし、正直たいぎいなぁ」と思いながら、仕方なく夫についていっていたんです。でも、足を運ぶうちにだんだん楽しくなって、60歳の時に仕事を辞めてからは、毎回観に行くようになりました。ルールも分からないですが、一生懸命声を出して応援するのが楽しくて、今では試合を観ないと落ち着かないです。12月〜2月のシーズンオフは、出るところもなくなって、何だか気が抜けたような感じがするんですよ。

    《稔さん》観戦の楽しみは、何よりもスタジアムの雰囲気です。選手がボールを持って前へ前へと進んで行くと、思わず「いけー!」と普段出さないような声が自然と出ます。特に実信選手を応援しています。ストレス解消になりますね(笑)
    それから、偶然隣に座った知らない人と仲良くなれたり、スタジアムに行くうちに顔馴染みがたくさんできたりするのも、いいですね。SC鳥取(ガイナーレ鳥取の運営会社)の社長と知り合いになったり、若い人とも話ができるようになったり。

    「地域に愛されるチーム」に

    2時間前にはスタジアムに到着し、スタジアムグルメを満喫。「アウェイのスタジアムと比較しても、とりスタはメニューが豊富。一番いいです」とのこと

    《沙江子さん》 ガイナーレが勝った時は、娘から電話がかかってきます。ちなみに娘は白バラ牛乳が大好きで、ブログに「埼玉で白バラコーヒーが買えました」と喜んで書き込んだりしていますよ(大山乳業農業協同組合がガイナーレ鳥取のスポンサーであることを踏まえて)。昨年5月には、娘夫婦と4人で、国立競技場に東京ヴェルディ戦を観に行きました。サッカー観戦は、今では家族共通の趣味です。

    《稔さん》これからのガイナーレ鳥取に期待することは、やはり、「良い試合をして勝つ」ことです。建設中の野人スタジアムは、家から歩いて行ける距離なので、完成が楽しみです。来シーズンは知り合いを連れて行けますね。勝ってJ1に上がって、地元のお客さんをどんどん増やして、地域に愛されるチームになってほしいと思います。